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人の心にも限界線っていうのがあるんだな。

2011.09.08(01:08)
こんばんは。
8823スタッフのえのもとけんたです。
(ホームページは「福生 8823」で検索してください。)

20110908_convert_20110908003227.jpg

写真真ん中の点線が自転車のシートポストの限界線です。
この線より下の位置で締め付けた状態で乗り続けると写真の
ようになってしまいます。
先ほどからこいつを眺めていて様々な事を考えてしまいました。

現在、私は自転車専門店Cycle Lab8823の経営者です
ので当然のことながら父から厳しく日々の数字を詰められる立場
にあります。
幸いなことに私は数字で詰められることが大好きな変態体質です
のでさほど数字で詰められる事は苦ではありません。
加えて、父が営業さんと口約束で売れそうにないものを買って
しまったとしてもご愛嬌だと思って受け流せるだけの寛容さも
持ち合わせています。

そんな私にも限界線はあるよというのが今日のお話です。
僕の限界線は本当にわかりやすいです。
2つだけです。

①「私は、逆の立場に立った時に自分ができない事を人にやれという人が大嫌いです。」

②「私は、義理人情に反した事をする人が大嫌いです。」

①も②も様々な意味を含んでいるかと思いますが、あまり詳しくは書きません。
基本的に社会というのは理不尽な事だらけなわけですが、どんなに
数字で詰められても耐えられるのですがこの2つに反する事だけは許せないん
ですよね。
あとは、ご想像にお任せします。

ちょっとだけ言っておくと、数字に関する事だけは直感的にわかる事が結構あるんですよ。
例えば、私の母校は私の在学中に東京都立大学から首都大学東京に変わったわけですが、
この理由も直感的に自分なりの理由付けができました。
学生の頃、ゼミの教官にゼミ生全員の前で、「大学改革の理由は、東京都の税収構造の
中心にあるのが法人関係税収だから民間で使える人材を育てたいということなんじゃない
んですか?」とぶつけた事がありました。
結果は、大当たりだったようでゼミの教官は背筋をブルブル震わせながら「都民の方の為に!」
と叫んで部屋を後にされました。
その日を境に学内で私が噂の人物になったことは言うまでもありません。

地味だけど真面目でいい人が多いと言うのが、都立大生唯一の長所なのにそれを消してまで、
あの時スピードをあげようとした理由はいまだにわかりません。
まあ、こうゆうわけのわからない事は、だいたいが政治的な理由なわけですけどね。
と言う事で、私はこの時の経験から②「@私は義理人情に反した事をする人が大嫌いです。」
が適用されいまだに東京都と石原都知事が好きではありません。
こんな感じですね。


最後に、これ出しちゃうと他の専門店様に嫌われてしまうのかもしれませんが、
私の愛車の紹介です。
こちら。
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群馬の前橋にある自転車用品の通信販売で有名なサイクルショップタキザワで
購入したHARPのC-2700というフルカーボンロードバイクです。
なぜこの自転車を出したかと言いますと、私自身がお客様がインターネットを
駆使して各種国内、国外の通信販売で商品を購入される事に対して抵抗がない
事を示すためです。
私は、今後円高が解消されていってもサービスの質の改善等で日本人サイク
リストの選択肢の中に海外通販が残ることを望んでいますしそうあるべきだと
思っています。
僕らショップ経営者は、お客様に通販では決して得られない付加価値を付けて
商品をお渡しできるように努めていけばいいわけですからね。
その結果、淘汰される店舗様が増えたとしてもそれはそれで仕方がない事なの
だと思います。
私も、淘汰されないように必死に頑張ります。

でもね、今日も布団屋さんと話していたのですが基本的に日本人は数字で詰め
られる事に向いていない民族みたいです。
それはつまりイギリスやアメリカのように「ものづくり」を捨てて金融で食べて
いける国にはなかなか転換できないと言う事を意味します。
だから、日本のサイクルショップを自国と同じように必要以上に数字で詰める
ことはやめてもらえないかなとは思います。
だって、向いてないんだから。
そう思います。
では。
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最近おせっかいなんです私

2011.06.13(23:11)
こんばんは。
8823スタッフの榎本謙太です。

今日2本目のテーマは、現在無職でこれからどうしようかなと思っている方に対する
非常におせっかいなメッセージです。
今、私の友人が転職活動中なのですがどの求人を見てもなかなか自分が満足できるよ
うなものは見当たらないよとよくぼやいています。
私はそんな友人に対して、離職してから時間が経てば経つほど再就職は難しいみたい
だからともかく早く就職先見つけた方がいいよと本人が有給消化中の頃から言い続け
ています。
最近は友人もようやく本腰を入れて転職活動を始めたようですが、なんだかまだ現実
逃避気味で私はやきもきさせられています。

私も無職期間長かったんで真面目に働いていた人がどういった形で廃人になっていく
のかなんて手に取るようにわかるわけです。
結局、完全な廃人になりきる前に周囲の人間が強引にでも社会復帰を促さないととり
返しのつかない事になると言うのが私の持論です。
歌舞伎町をぶらぶらしていた頃に、新宿に定住しているホームレスに詳しい方と知り
合いになって色々話を聞いたりしましたけど必ずしも本人が怠惰な事が原因でホーム
レスになられた方ばかりではないんですよね。
軽度の知的障害、精神疾患、経済的破綻等原因は本当に様々なわけです。

バーカウンターの中から見ていても無職の方はやっぱり日常的に仕事をされている方
々とは話が合わないのでどこか浮いてしまう面がありました。
こちらとしては、フォローする形で話しかけるわけですが日常的にストレスを感じて
いないで現実逃避を繰り返している方の言葉っていうのは全く重みがなくて面白くな
いんですよね。
面白くないとこちらから質問する事が見当たらないので嘘かホントかわからない話を
延々と聞き続ける事になってしまい会話が成り立たないんですよね。
水商売の女性が、「ちょっと愚痴聞いてくれる?」って言ってお客さんの悪口言い出
すときはたいていこういった方にうんざりしたっていうような話が多かったですね。

私もそうでしたけど無職になるとあまり世間一般には顔向けできなくなるわけです。
そうすると、友達がネット上とかバーチャルの世界の人ばかりになり親身になって
心配してくれる人は皆無になります。
そうして、どこか刺激を求めて夜の街に繰り出しネオンが作り出す虚構の中で現実
逃避を繰り返すわけです。
その後、いよいよ金銭面で苦しくなってくると引きこもって自堕落な生活を送ると
行った形の方がほとんどではないでしょうか。

それでも、面白いのは人間って言うのは無職でもなにかやった気になりたいのか、
自分なりに様々なルールを作って私みたいにお笑いのネタを作って披露したり、
音楽作ってネットに投稿したり、映画を作ってコンクールに応募したりといった
全く金になりそうもない事にエネルギーを割くんですよね。
まあ、その中から次世代のサブカルチャーの世界を作り出す人材が生まれるわけ
ですがその確率は数万分の一でしょう。
ですから、一般的には才能のない人はやるだけ無駄で才能のある人がやってもほぼ
やるだけ無駄なわけです。
学生の頃、演劇の授業等で観客席にいる友人がお前が一番上手いよって言ってくれ
ても、先生はまずあまり上手くない子を主役に当てる事が多かったのもこの辺りが
理由なのかもしれません。
つまり、才能があったとしてもほぼ食っていけないんだから真面目に就職して働き
なさいというメッセージだったんだろうなという事です。

だらだら書いてしまいましたが結論です。
私が無職の頃、下北沢の飲み屋の看板に「若者よ、とりあえず働け」と書いてありました。
私も、一通り現実逃避がすんだらこの看板に従うべきだと思っています。
自殺なんてしたくてもそんな簡単にできるもんじゃないんだから地べたに這いつくばって
泥水すすりながら生きていくしかないんだよね。
そう思います。

さあ、ツール・ド・スイスが始まります。
ではまた。

良いものを良いといいたいという欲にきちんと答える

2011.06.08(22:47)
こんばんは。
8823スタッフの榎本謙太です。

今日のタイトルは長いですね(笑)
すいません。
今日もメーカーの方がいらして色々とお話をさせていただきました。
近隣の自転車店で噂になっているよとの事でした。
別に悪い話はされてないよとのことだったのですが、私はその話を
伺ってなんだか申し訳ない気持ちになってしまいました。
私も父も自転車業界の様々な事柄に関して、色々話を知り合いから
話を聞きつつもまだまだ未知な部分が多いわけです。
にもかかわらず、立地が良いからという理由だけで激戦区に飛び込んで
しまいました。
私たちは、チェーン店ではないので近隣の他の自転車店を潰してまで自
分たちの利益を上げようとは全く思っていません。
ただ、自分たちのやりたい事やできる事を一生懸命やって福生という地域
の方々と共生していきたいと思っているだけです。
そこで、今日のタイトルなのですが自分たちはこうしたいんだという事を
改めて書いてみました。
その話をします。

私は、人の中には「良いものを良いと言いたいという欲」が潜在的にある
のではないかなと思っています。
サイクルスポーツに「ヒーロー達の相棒」という英雄的な自転車選手達が
愛用した商品の紹介コーナーがありますが、どんな人でも自分が使ってみ
てよいと思ったものを使い続けられた経験があると思います。
結果として、多くの人に良いと支持された商品が厳しい淘汰を潜り抜けて
生き残ってきたわけです。
それは、人でもお店でも淘汰のスピードこそ違うものの同じなんだと思います。
ですから、私達は目先の利益にとらわれすぎずにともかくいい店を作っていい
仕事をすると言うことに専念したいと思っています。
それしか道がないわけですから。
いい仕事をし続けていれば、一緒になっていい仕事をしたいという人が同業者
でもお客様でも集まってくるんだと思います。

これは、以前にもお話したのですが近隣店舗様の事とか売れ筋の事とか様々な
環境に関する情報は入ってきて環境に左右される面は多分にあるわけですが、
最後は適切なタイミングで適切な事をして突き抜ける、これが大事なんだと思
います。
つまり、環境をしっかり整えたら後は自分達次第なんだということです。
似たような話を昔、父がビデオの中でしていました。
昔、父が大阪のクラブチームの監督をしていたときのビデオの中で父が「あそこ
で仕掛ければ突き抜ける事ができるから絶対に勝てると思っていた」と話す映像
がありました。
周囲の方はあまりにはっきりした物言いに少々引いていましたが、この生々しい
表現も飲める人には飲めるよなと私は思いました。

時間はかかると思いますが、まだまだ未熟で無知な私達の成長を暖かく見守って
いただければ幸いです。

あきらめる

2011.05.11(18:40)
こんばんは。
8823スタッフの榎本謙太です。

今日のテーマは、お客さんにどの程度の知識を期待するのかという話です。
個人で自転車店を開業する人間は始めは自転車の面白さを少しでもわかって
もらいたいと思ってお客さんに一生懸命自転車の面白さを説明するんだと思います。
今の私たちの立場はまさにその典型のような状態で、父も私もどうすれば自転車の
面白さや必要性を理解してもらえるかという事をお客さんの立場を想像しながら
日々試行錯誤しています。
ただ、諸先輩方や業界の方と話をしているとお客さんに自転車の面白さを説明
することは皆さん諦めているような気がします。
諦めた上で、お客さんが知りたいことに的確に答えて納得したうえで少しでも高い
自転車を買ってもらって商売にするというのがショップの役割と割り切っている
感じさえします。
それだけ、お客さんのほとんどが何も知らない人が多いという事なのかもしれません
が私はまだ若いのか十分に諦める事ができていない気がします。

学生の頃、新任の大学教員はあらゆる学生に対して熱意を持って教育活動を行うのに
対して中堅の先生や年配の先生は付き合う学生を選ぶ傾向にあったのと似ているの
かもしれません。
要は、年数を重ねると学生の実態がわかって諦めちゃうわけですね。
でも、中には学生のモチベーションをうまく引き出していい授業をされている「あの
人は研究者というよりもいい先生だね。」と言われるような教員の方もいらしたので私も
そのような道を選べればなと思っている次第です。

私達の知識も十分とはいえない面も多々あるとは思います。
自転車好きのお客様にいろいろ教えて頂きながら店を盛り上げていければなと思います。

アウトローアウトハイ

2011.05.06(01:21)
こんばんは。
8823スタッフの榎本謙太です。

今日の話はどこから話し始めて、どこまで話せばいいのか正直
わからないです。ですので、適当な所から始めて適当な所で
終わりたいと思います。

私が、自転車屋を経営していくうえでどういった方にお客さん
になって欲しいかというと「生活していく上で自転車がどうし
ても必要な方。」にお客さんになって欲しいと思っています。
例えば、通勤通学で自転車を使われる方、仕事で業務用の自転車
に乗られている方、保育園までの送り向かいに子のせ自転車が
必要な方などです。

ここまでは、よくある話だと思います。
ほとんどの街の自転車屋がこういった方の需要で飯を食べて
いるんだと思います。

ここからもう一歩踏み込みます。
本当にこういったいわゆる生活自転車が必要な方以上に自転車
を必要としている方はいないのでしょうか?
私は、いわゆるニートやひきこもりと呼ばれる方の一部には
自転車に救われたという方が一定数いるのではないかなと思って
います。現に私がそうでした。
私の同僚で今はメッセンジャーをやっている子もそうでした。
自転車がなければ僕らは立ち直れなかったのです。

私の場合で話をします。
私は、就職試験に失敗し自分を見失ったつまづき型のニートでした。
一時期は、正直外に出る気もせず食事ものどを通りませんでした。
そんな私を救ってくれたのが自転車でした。
自転車で都内をいける所まであてもなく走り回っていると全身を
支配していた鬱屈とした感情が晴れていくのが手に取るように
わかりました。毎日のように自転車を乗り回すことが快感になり、
自転車レースにのめりこむ人が一番最初に見た景色はこの景色
なんだろうなあとも思ったりもしました。
つまり、アウトローに沈み込んでしまい澱んだ心を癒してくれる
もっと言えば救ってくれるのが自転車に乗っている時間が与えて
くれた爽快感なのでした。

わざわざ、自分の恥をさらしてまでこんな話をしたのは自転車を
通じてアウトローに沈み込んでしまっている人を救えるアウトハイ
の存在になりたいと自分が思っているからです。
ただ、自分の能力の限界というのも十分わかっていて正直歯がゆいです。

私自身はアウトハイの存在にはなれませんがアウトローに沈みきった
方々の自転車に乗ることを通じたリラックスタイムのお手伝いが
できればなと考えております。



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