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商売を続けることの大変さ

2011.05.04(21:42)
こんばんは。
8823スタッフの榎本謙太です。

今日は、開業準備をする中で痛感した事に関する話です。
当社のビルの1階にはテナントとして布団屋さんが入っておられます。
この店の店主は大井さんとおっしゃるのですがこの地で30年以上布団
屋を営まれている福生の生き字引のような方です。
非常に人のいい方で、父に布団をくださったりしたのですがやはり
商売は大変そうです。失礼な話ですが、2階で作業していてもあまり
お客さんが入っている感じがしません。でも、もう30年以上布団屋を
続けてくることができたわけです。

これって凄い事なんですよ。

自分が学生や雇われの身だった時は、寂れた商店街の個人商店を見て
あまりよい感情を抱きませんでした。
でも、開業に向けて懸命に作業しても業界の方に冷たくあしらわれたり
する事を繰り返しているうちに徐々にですが見方が変わってきました。
商売というのは、まず始めるのが大変で続けるのはもっと大変で稼いで
会社を大きくするのはさらに大変な事なんだなというのが実感として
わかってきたわけです。

開業にあたって、業界の有名店やプロショップなどは見て回りましたが
そんなにお客さんがいるわけでもないんだなというのが正直な感想でした。
ましてや、寂れた街の自転車屋など自分たちには関係ないから見る価値ない
とさえ思っていました。街の自転車屋の前をさっと通って、「ここはきっと
持ち家で家賃がかからない上に、技術はそれなりにあるんだろうから放置
自転車を直して中古車として売って食いつないでいるんだろう。」といった
程度にしかほとんどの街の自転車屋を私は見れていません。
実際、その通りの面もあるんでしょうけれどもそこには店主の創意工夫や
苦悩が長く続いていればいるほどつまっているんですね。
そして、その店主を必要とする地域の人がいるからその店は細々とでも
続けていけるわけです。会社の看板で仕事をしてお客様は来店されるのが
当たり前の感覚でいる自分やビジネスライクにあらゆることを切り捨てて
しまいがちな自分が少し恥ずかしくなりました。

私は、自社ビルに住み込みで働く予定です。
福生の街で、一人でも多くの福生の住人の方に必要とされるように一人
ひとりのお客様の自転車に向き合っていこうと心の底から思いました。
その中で、地域に生かされる形で私も人に必要とされる喜びをかみ締め
ながら年を重ねたいです。
そのために、がんばり続けようと思います。




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